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Linne's Garden
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| リンネの庭 | ||
アクアマリンが海の色なら、緑鉛鉱(パイロモルファイト)はみずみずしい森林の色。山の爽やかな空気を思わせるライムグリーンの鉱物です。
緑鉛鉱は文字通り鉛を含む鉱物で、見た目よりもずっしりと重みを感じます。また、樹脂光沢や金剛光沢といわれる独特の光沢を持つのも特徴です。ところでこの光沢、どこかで見たことがあると思いませんか? そう、真っ赤なバナジナイト(バナジン鉛鉱)によく似ています。それもそのはずで、化学式を見ると緑鉛鉱はPb5(PO4)3Cl、一方のバナジナイトはPb5(VO4)3Clです。両者の違いはPとVだけです。
夏休みは暑い都市を離れ、海や山へお出かけの方も多いでしょう。ちょっと休憩して、何気なく転がっている岩石に目を向けてください。石を楽しむ新たな感覚が養われるかもしれません。
うだるような暑さがつづく中、いかがお過ごしでしょうか。何気ない風景にも涼を求めてしまう夏。チリンと鳴る爽やかな風鈴のように、透きとおった鉱物は、涼しげな風を感じさせてくれます。
ブランドバーグ・アメシストは、その透明度と独特な輝きが世界中のコレクターに愛される人気のアメシストです。一つの結晶の中に無色の水晶、紫色のアメシスト、黒っぽいスモーキー水晶が共存するものが多く、ファントム(山)がさまざまな表情を見せてくれます。また、インクリュージョンが豊富で、赤や黒のヘマタイトが入っていたり、水入りも少なくはありません。セプター(きのこ型)やフェンスター(表面にウィンドーと呼ばれるくぼみがあるぼこぼこしたもの)、内部に液体や気体を含む複雑な空洞や脈を持つものもあります。色と形状の多様性。ブランドバーグ・アメシストは一つ一つが個性的な、自然の芸術品です。
ブランドバーグはナミビアにある山の名前ですが、ブランドバーグ・アメシストと呼ばれるアメシストは、この山で採れるものではあるません。ブランドバーグという地名が有名なため、西側にあるGoboboseb山が産地なのですが、昔から習慣的にそう呼ばれてきたそうです。今日も地元のマイナーたちは、玄武岩のジオードの中から美しいアメシストを掘り出していることでしょう。
雨降りのお天気が続いていますが、みなさんの住む町ではいかがですか。雨がやむと、薄い雲を透かして届く眩しい陽光に、色とりどりの紫陽花がとてもきれいに見えます。
アクアマリンはベリル(緑柱石)という鉱物です。ベリルにはさまざまな色があり、水色のものはアクアマリン、緑色のものはエメラルド、黄金色のものはヘリオドール、ピンク色のものはモルガナイト、無色のものはゴシェナイトと呼ばれ、宝石としてもちいられます。
海水という意味を持つアクアマリン。その輝きと透明感は梅雨の鬱陶しい心を爽やかにしてくれます。まだしばらくは水の中に暮らすようなお天気が続きそうですが、これ以上各地で雨による被害がありませんように・・・
アズールブルーと呼ばれる濃青色を持つアズライト(藍銅鉱)。そしてマラカイトグリーンとも呼ばれる緑色のマラカイト(孔雀石)。どちらも古代エジプトでは顔料や釉薬の原料として用いられていました。
ふたつは同じ場所で産出し、組成式もアズライトが[Cu3(CO3)2(OH)2] 、マラカイトが[Cu2(CO3)(OH)2] とそっくりです。それなのに色はまったく異なります。結晶の形もアズライトは板状や柱状で、マラカイトはぶどう状や塊状が多いという違いがあります。
鮮やかなアズールブルーの結晶と、もこもこしたマラカイトグリーンの塊。まったく違う二つの色が同居する標本は、実はどちらも同じ銅の塩基性炭酸塩鉱物です。自然の創り出す不思議をますます感じます。
紫、緑、青、黄色、ピンク…。フローライト(ほたる石)の魅力の一つはなんといってもその多彩な色ではないでしょうか。
フローライトの色の原因については多くの議論がなされてきました。結晶格子の欠陥によるもの、放射性元素のインクリュージョンによるもの、希土類によるものなど、説はさまざまです。最近では希土類元素や酸素に関連した「カラー・センター」という仕組みも原因ではないかと言われています。
そもそも「色」とは何なのでしょう? この世界を彩り、私たちの目を楽しませ、時に心を和ませてくれる。そんな「色」の正体とは一体・・・ フローライトを見つめていると、色の秘密が見えてくるかも知れません。
ミネラルコレクター待望の今年の鉱物カレンダーが出ました。カレンダー・・・もう3月ですが、鉱物専門のフォトグラファーたちによるコラボレーション企画で作られた他に類をみない素晴らしいカレンダーです。
世界レベルのコレクションは見ているだけで引き込まれます。超1級鉱物の素晴らしさをご堪能ください。
郵便振込み(ぱるる)または銀行振込みにされた場合は送料無料の¥1,600です。数に限りがあるのでご注文はお早めに。詳細はこちら。
ネイチャーイラストレイテッドシリーズの[e-books]は今後も刊行していく予定です。みなさんどうぞお楽しみに!
『隕石コレクター』発売中 !
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拙訳書ですがいろいろな方から嬉しい書評をいただいています。原著がとても分かりやすく読んでいてワクワクする入門書なので、その素晴らしさが訳でそこなわれないように気をつかいました。-->続き
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Rocks from Space
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リチャード・ノートン[著] 江口あとか[訳] |
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紹介メディア:
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リンネの庭へようこそ |
ここは石と本のショップサイトです。まだ鉱物と本を少し置いているだけの小さなお店です。
置いている鉱物は、ちゃんと眼と手で確かめて集めたものばかりです。特にツーソンやデンバーで買い付けたものは、同じ種類の鉱物の中でも、「あ、これいいな」と思うものを選んでいます。色とか、形とか、結晶の生成のしかたとか、混ざり具合とか・・・
ツーソン・ショーやデンバー・ショーには、信じられないくらいたくさんの鉱物があります。だからていねいに回って、見落とさないように注意します。ディーラーさんとおしゃべりしたりしたり、シャトルの運転手さんから情報を得たりして、気に入ったものを買い求めます。海外のミネラルショーって石のカーニバルですから、そんな楽しい雰囲気を石をつうじてみなさんにお届けできたらと思っています。

■名 称:ファーデン・クォーツ
■産 地:パキスタン
・ファーデン・クォーツをUPしました。
・新たに[緑鉛鉱(パイロモルファイト)]のカテゴリーをUPしました。
・アポフィライトをUPしました。
・ブランドバーグ・アメシストを[アメシスト]にUPしました。
・新たに[ラブラドライト]のカテゴリーをUPしました。
近年盛り上がりをみせるミネラルショー。各地で大小のミネラルショーが次々に開催されています。そんなミネラルショーの年間スケジュールを掲載しました。もちろん、海外のミネラルショーのスケジュールもあります。(随時更新)-->国内・海外ミネラルショー スケジュールガイド
販売終了
ミネラルファンの憧れの地、ツーソン・ミネラルショー。だが、40以上のショーが町中で開催される世界最大のミネラルショーはまさに迷宮。そんなファンの不安を払拭するべくついにガイド本が登場! 現地にも存在しない完全オリジナルガイド、イーブック版。
■ リチャード・ノートン[著]
■ 江口あとか[訳]
■ 築地書館